いつもそこには桜の木が

お悩み相談室

今年も桜の花が咲いて、満開を迎えていますね。

私の自宅近くにも桜の木があり、目も心も楽しませてくれています。
私がこちらに引っ越してきた時には既に桜の木はあって、当たり前ではあるのですが、一年中その木はあります。

春の入り口のこの季節の桜の木にスポットを当て「ああ綺麗だな」と感じているのですが、考えてみると「主観的なものの見方をしているな」と思うのです。

夏には夏の、秋には秋の、冬には冬の桜の表情があり、同じ桜の木として存在しているのですよね。
地区の園芸課だと思うのですが、定期的に剪定をしたり消毒をしたりしている様子を見ます。桜もあらゆる天候の中を育ち生き続けている。

自分の主観で桜の花が咲いたことだけを見て喜ぶのは、
自分の都合の良いことだけを見るのは、
気まぐれで我儘なようにも感じ、反省しないとなと思うのです。

人間だってそうですよね。
自分勝手に自分にとって都合の良いように相手を見て考える。
相手も自分と同じ人間であり、色々な部分を持っている。
そして、桜が咲いているような華やかな時期もあれば、年齢を重ねていき、外見は変化をしても、心の豊かさや柔らかさもでてきたり、年齢年齢の美しさや良さがある。

物事を客観的に正しく見る。
自分だって変わってゆくのだから、自分の欲や感情だけに振り回されない。
そんな生き方をしていきたいと改めて思いました。

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