他者と心のぶつかり合いをして、思い悩む。
悔しかったり、腹が立ったり、悲しかったり辛い思いをする。
その捉え方のひとつの注意点として、相手の問題、相手自身の課題である可能性の見極めということがあります。
そして、自分が悪ければ謝り、相手自身の問題である場合には、そっと引く、そっと距離をとることも大事です。
適度な距離が、ぶつかり合いを防いでくれることもあります。
相手が何故そのような態度をとるのか?解せないこともありますが、咎めずにむやみに反応せずに、そっと自分の心に納める。
それが相手への思い遣りになる場合もあり、自分自身への思い遣りにもなるように思います。
そうして、皆それぞれに様々なものを抱えて生きていると思った時に、優しい心にもなるのではないでしょうか。
自分自身にも様々な悲しみや、どうしようもない辛さもある。
変えられないものもある。
そんな自分の存在をありのまま心静かに受け容れながら、変えられるものを変えていく。
変えられないものを受け入れる勇気をもちながら、自分の心に納めていく。
そんな自分を、そんなあなたを、ありのまま受け入れてくれる人が、ありのままの姿で愛してくれる人が、きっといると思うのです。
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