悔しさやストレスをを抱えた時に、きちんとご飯を食べ、夜眠りにつき、出来るだけ健康でいられたなら、それは現実社会での素晴らしい生き方なのです。
心理的な偉業は目には見えないけれども、それは誇れるものであり、そんな時に人としての深みが出来てくるのです。
学校や会社、外で頑張った分、家に帰ったらダメダメになる。
一番ダメダメな部分を毎日見るから注意したくなるのだけれど、ダメダメな部分を見せられる環境があるって、実は大事なことなのだと思います。
きっとそれが、家庭であり家族なのではないでしょうか。
そうしてダメダメになりながらも、あれこれと思い悩みながらも、考える。
頑張れないって、頑張ることより苦しいことだから。
その人にとって大切なものを、見つけて渡してあげることは出来るのかもしれません。
でも、悩む経験も必要かもしれないし、苦しむ期間もその人の人生にとって必要なのかもしれない。
そうして少しずつ成長していく。
こちらが大切なものを見つけて渡してあげなくても、自分でそれを見つけることが出来たのかもしれない。
本当は見つける力があった。
その人の持っている力、内在する力を、心理学ではストレングスというのですが、時に見守っていることも重要なことだとおもます。
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