さて、証拠集めをしながらデータにまとめた後、先ず誰に伝えるのか? 誰に提示するか?
これは難しい問題でもあり、とても肝心でもあります。
窓口を設けている総務部があれば、それが一番的確なように思うのですが、対応が不十分な所も少ないないようです。
かと言って、社内で信用、信頼できる人を見極めるというのも、なかなか難しいものですよね。
パワハラを行うような人は、上下関係に敏感であり、自分より上の立場の人には従順な場合が多いです。
しかし優しい人、おとなしくしている人からは、搾取しようとしてきます。
ずるい人は、人が良い人を見極めるのが敏感なのてす。
その辺りを鑑みますと、パワハラを行っている人の直属の上司が良いように思います。
もちろんこれは一例ですが。
更に上に話をもっていくことで話は早そうですが、直属の上司の立場を大切にした方が良いと思います。
その際「先ずは〇〇さんを通してと思いまして」という言葉を添えておくと良いでしょう。
労働組合があれば、それが一番頼りになると思うのですが、最近では弱体化している組合も多いと聞きます。
何れにせよ、当事者同士で話をするのは避けた方が良いでしょう。
話せば分かるという人間の善の部分を信じたいところですが、善だけではない部分を持っているのが人間でもあります。(それをどうコントロールし活かしていくかが重要だと思うのですが)
やはりこの場面では、一旦感情的な部分を脇に置き、ロジカルに考えていく必要があると思います。
本当にパワハラを受けるというのは辛いことですよね。
だからこそ、現状から抜け出す為にも、ここは冷静に対処していきましょう。
最終章に続きます。
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