夜考える事と、朝考える事は同じ人間でもかなり違いがあるものです。
例えば手紙、夜に一生懸命想いを馳せて綴った手紙、朝になって読み返してみたら、
とても見せられないような内容で...なんて経験がある方もいるのではないでしょうか。
夜は感情に流されやすく、リセットされた朝は、論理的に物事を考えられる。
ここでいうリセットとは、思考の整理のことです。
また、夜には解けなかった難題が、朝には解けたということもあります。
脳科学的には、日中の様々な情報が、大脳辺縁系の一部である海馬に集められて、短期記憶として保存されたものが、
睡眠をとることによって、長期記憶へと移行される。
それによってリセットされて、論理的に物事を捉えて、想像性も発揮しやすい状態にもなるのです。
難題をクリアするには、選択肢のひとつとして待つということも大事な要素になるのです。
一晩眠ったら、次の日の朝には、落ち着くところに落ち着いている、そんなこともあるものです。
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