一人格として、自分を尊重し生きていく。
そこには時に厳しさもあるけれども、それ以上に喜びがあるものです。
例えば、黙っていてはいけない場面というのがあります。
物事を客観的に正確に捉える必要があります。
自分で選ばなければならない場面というのがあります。
しかしそれらは、自分を軽蔑も軽視もしていないということに繋がります。
自分で選ぶということは、人格の自由を行使していることでもあります。
何かを選ぶということは、他を捨てるということでもあり、そこには責任や生きる姿勢が伴います。
けれども、自分が考えた末に選んだ。
考える人、選ぶ人、そこには潔さがあります。
黙っていてはいけない場面、声を上げるべき場面。
日本ではまだまだ、従うことを余儀なくされるということが起こります。
そんな中で、その事に疑問を抱くことなく、または疑問を抱えながらもやり過ごしてしまう。
冷静にものを見る目と、判断と意思を取り戻していくことです。
他者の意見に耳を傾けながらも、自分の意見を持つのです。
自分自身の人格の在り方を重要視し、自分を尊重していくのです。
あなたには、あなたでいる自由があるのです。
自分という自由のもと、不完全である人間という存在を許したり、許すべきではないものにはきちんとノーを伝えていく。
黙っていないということは、人間の尊厳にも繋がっています。
もっと自分自身を大切にして良いのです。
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