三六計逃げるに如かず(しかず)という諺があります。
計略には様々あるけれども、困ったときには逃げるのが最良策であるという意味です。
三五計、様々な計略を立ててきたが、形勢は不利である。
そんな時には、先ずは逃げて自分の安全を守ることです。
焦っている時や、追い込まれて余裕を失っているときに、挽回する策を考えるより、先ずは逃げて、そこからまた立て直していけば良いのです。
逃げるが勝ち、なのですから負けたわけではありません。
疲れ果てエネルギーがなくなってきて…先ずはエネルギーを蓄えることを考えるのです。
逃げずに戦って、逃げずに戦い続けて、結果病気になってしまったり、場合によっては命を落とすことにもなりかねません。
逃げるというのも立派な策なのです。
正々堂々逃げて良いのです。
この世には様々な考え方があって、様々な人間がいます。
その関係性において、どうにもならないことだってあります。
それが現実でもあります。
その場所で、その人との関係性でどうしても無理をしていく、そんな必要はないのです。
大切なのは関係性ではなく、あなたであり、あなたの命であり、あなたの心です。
三六計逃げるに如かず
逃げるか勝ちです。
エネルギーを蓄えて、また出直せば良い。
道はどこにでもあります。
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