詳しくは存じ上げないのですが、作家として「氷点」等多数の作品を世に出された故三浦綾子さん。
たまたまYouTubeで「三浦綾子の家庭論」というインタビューをお見かけして、とても素敵な考え方、そして素敵な御家庭を築いていらっしゃったのだなと、繋がりに感謝しておりました。
その三浦綾子さんの言葉なのですが、「真の愛というものは、誰もが愛せるものを愛することではなくて、誰からも顧みられない価値なきかに見えるものに 注がれる愛である」
短い文面ではありますが、深い思考と深い力を感じます。
力としての愛ともいうのでしょうか。
愛に条件をつけず、失われた人を愛し続けていく。
様々なものを持っていらっしゃっる間、例えばそれが美であったり、若さであったり、お金であったり、健康であったり、その(間)は容易に愛せても、それでは失ってしまわれた時に愛する力があるかどうか。
それが深くて力のある愛なのかもしれません。
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