人は、不満よりも不安を怖れるものです。
不安を解決して、その先に行くよりも、今の慣れた不満の方が生きやすく感じる。
不安だからこそ、今の自分に固執して、現状にしがみつき、そうして消耗していき、生きていく喜びが薄らいでいく。
未来に向かって行動を起こさないというのは大きく言うと、例えばその山に居続けるとやがて寒波がくると言われても、行こうとしないようなものです。
今がどうにもならなくなってきているのに、今を受け入れずに、自分の身を守ろうとしてしまう。
たとえそれが辛くても、辛さに目をつぶって、慣れてしまった世界で、慣れた自分をいきようとするのです。
今を受け入れれば、不満を受け入れれば、今を生きていけるのです。
人は皆、不安は避けたいと思うものです。
けれども、その不安に対する対処の仕方を考えてみる。
対処の仕方を、いつまでも間違えたまでいないということが重要だと思います。
②に続きます。
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