価値観、そしてその先にある人間関係は、年齢と共に見直しが必要になってきます。
人に悲しい思いをさせてしまったり、反対に自分では信用していた人に裏切られたり、人生には様々なことが起こり、都度なんとか自分を支えながら、勉強の連続です。
それでも、人間の真や社会や世界を観ていく心を養っていく内に、少しずつでも今を生きていくことが楽になっていきます。
私自身も、離れてしまった人間関係もあるのだけれど(悲しいこともありました)今も続いている友人もおり、友人が移り住んだ長野県に滞在した時間はとても良いものになりました。
長野県とはいえ猛暑の中だったのですが、色々な場所を巡りながら、自己意識の拡大、自分自身の外に興味や関心を持つことの大切さを感じていました。
自分の世界に留まらずに、人としてどう生きていくべきなのか、この世の中の大切なものは何なのか。
自分の行為の他人への影響
他人の行為の自分への影響
こういった事を考えていくと、そこには人それぞれの距離感の大切さもありますが、もっとシンプルに、自分がされて辛かったことを人にしない、そんな心掛けが大切なのだと思います。
温かく思い遣りを持って過ごしていこう、そう思っても、時が経ち忘れてしまっていたり、自分に余裕がなくてそんな風には出来ない日もあるのが人間でもあります。
そんな自分を見る。
客観的に少し離れたところから自分を観る。
自己洞察して自分を受け入れながら、自分を嫌ったりせずに大切にする。
自分だって皆と同じ人間なのです。
自分を許して良いのです。
自分から遠い人を許すのは、わりと易しいものです。
ても自分と距離が近い人ほど許すのが難しくなるものです。
一番距離が近いのは自分なので、なかなか許すのが難しいのだけれど、自分が許せたら、人のことも許しやすくなっていきます。
大事なのは、自分を優しく見てあげることだと思います。
今後も、何かしら困っていらっしゃる方が自分の本当の気持ちに自ら気付き、内在されている力を発揮していけますよう、少しでも助けになれる伴走者になれますように、精進して参ります。
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