他者評価追求の強迫性

お悩み相談室

他人の評価を追求する。

他人の評価を心の拠り所にする。

その特徴として、満たされることがない、ということがあります。

その満足は表面的であり、一時的なものだから、満足が終わらない。

他者評価は、自分自身を心の拠り所と出来ない代償的満足しか与えない。

自分自身を心の拠り所にするには、やはり心理的な成長が必要である。

本来、子供時代には親が心の拠り所であり、その中で少しずつ心理的に成長をして、自分自身を拠り所に出来る準備をしていく。

その環境に身を置くことが出来なくて、またはその他の要因に依り、準備を整えることが出来なかった…

その場合でもやはり何処かで心理的成長が必要になってくる。

幸せな人は、元々幸せだった訳ではなく、不幸なことも多かった。

自分を見つめて、自分を知り、不幸を乗り越えて幸せになっている。幸せになっていく。

自分の認めたくないものを認めて、錯覚を認めて、自分の失敗に気がつけばいい。

辛かった、苦しかったということは、人間の幅を広げていき、それがまた困難を乗り越える糧となる。

そこから自分を信じ、人を愛していく。

自分を信じられれば、虚勢を張る必要も、他者評価を追求する必要もなくなる。

そうして当たり前という小さな、大きな幸せに気がつく。

何もない何気ない一日は、幸せな一日なのです。

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