不安や怒りを隠す為の手段として、明るく振る舞うということがあります。
また、子供が不安を抱えて、他者の為に無理矢理良い子になろうとすることもあります。
自分自身に対して良い子になろうとするのではなく、他者の為にそうする。
これは大人にも同じことが言えることなのではないでしょうか。
いずれの場合も無理をしている。
無理をしている内に、何を自分が求めているのかが分からなくなってしまう。
無理に明るく振る舞ったり、相手にとって良い子になろうとする努力をするのではなく、自分の内面の声を聴く努力をしていくことです。
あなたの心は泣いているのではないでしょうか。
他者の声ではなく、自分の声を聴くのです。
あなたが良い子になろうとした原因の他者は、あなたが苦しい時に、あなたを助けてくれるのでしょうか。
あなたを守ってくれるのでしょうか。
言葉は親切でも、言葉は上手でも、具体的に何かをしてくれるのでしょうか。
あなたに不安を与えながら、あなたの内面の力を奪い、搾取する人ではないのでしょうか。
辛い時、苦しい時、先ずは今の自分の人間関係を考え直してみることです。
そして、搾取してくるような相手に、ノーと言ってもよいのです。
逃げても良いのです。
正々堂々と逃げて良いのです。
例えば会社であったり、学校であったり、親族であったりと、完全には関係性を断ち切れない付き合いもあると思います。
でも、心は逃げて良いのです。
心は逃がして良いのです。
自分の本当の声を聴き、自分の人間関係を正面から考え直してみる。
自分が本当に求めているもの、求めていたものは何なのか、考えてみることです。
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