こんにちは。
関東地方は、朝に雨が降っての月曜日です。
何かと雨はイヤだなぁと思ってしまうのですが、地球全体を考えても、植物の為にも、雨は必要なものなのですよね。
私はあまり花の名前等詳しくないのですが、昨日、山種美術館に向かう途中の道で可憐な花を見つけ興味を持ちました。
ちょうど山種美術館の展覧会が、花を題材にしたものだったのですが、花というのはこんなにも心を癒してくれるのだと、新たな感動を覚えました。
山種美術館に行ったのは、まだ昨日で2回目だったのですが、見やすくて素敵な美術館です。
私は恵比寿駅で降りて、徒歩で向かったのですが、所要時間約10分。
途中あちらこちらと立ち止まったりしながら、散歩がてらにも良い時間です。
展覧会の作品、視覚から入ってくるものはもちろんのこと、五感が感じるような、そしてすっと心が落ち着いていくような、優しい気持ちになれました。
唯という作品があったのですが、絵画だけではなく、その言葉にも色々と考えさせられました。
「ゆい」とは唯一のゆいでもあり、ただ一つで他にはないものという意味です。
そして「ただ」咲く。
何気ないこの言葉には、素晴らしい意味があるのではないでしょうか。
人の心というのはままならないものであり、ましてや自分の心でさえも、ままにならない。
昨日心掛けたことが、今日には忘れてしまっていたり、そうして反省したり、また調子に乗ってみたり。
まったく人間の本質には手に負えない時もある。
それでも黙ってそれらを受け入れる。
ただ受け入れる。
そして心静かに自分を見つめて、ただただ今日を自分らしく生きていく。
そんなことも、とても重要なことなのだと思いました。
雨風に、陽射しの強さにも文句を言わずにただ咲いている花たち。
人間にはそんなことは出来ないけれども…。
今後はもっと花に気を止めて、花の存在を大切にしたいと思いました。
山種美術館の展覧会、花flower華2024は5月6日までです。
コメント