百聞は一見にしかずと言いますが、私たちの目とはそんなに当てになるものなのでしょうか?
例えば、森の中にいるとすると、目の前の木しか見ていない。
目の前の木ですら、きちんと見ているのか分からない。
自分の目で見ている事実を確かだと思ってしまう。
真実を見ようとせずに、目で見た事実だけに囚われてしまいがちなのです。
思い込んでしまったことに囚われてしまいがちなのです。
自分の見聞きしたもの、自分の経験してきたものだけを確かだと思ってしまう。
実は物事のありのままを見ていない、そんな可能性もあるのです。
同じように、言葉の裏側に意味が隠されている、隠れていることもあります。
そしてやはり、その言葉だけを鵜呑みにしてしまう。
相手が話してくれた事は事実です。
事実の裏側に真実が隠れていることがあるのです。
事実だけを見てしまい、事実だけに囚われてしまいがちだけれども、
事実と真実は違う場合があるのです。
私たちの人生には、苦難や困難というものがあります。
そしてそれを乗り越える答えは見えていないけれども、
その裏側には、苦難や困難を乗り越えられる「力の種」が隠れているのだと思うのです。
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