人付き合いにおいて安心感がないと、自分らしさより、好かれているかどうか、そのことが重要になってしまう。
好かれるかどうかに、自分の価値を置いてしまう。
不安だから、相手の気持ちを考え過ぎてしまうのです。
好かれようと、自分の弱点を隠したりもする。
でもそれは、隠すことによって弱点が存在しなくなるわけではなく、隠しているだけなのです。
本来は、ありのままの自分で接することによって、弱点もある自分で接することによって、相手はリラックスした付き合いが出来るもの。
言い換えると、あなたがあなたであること以上のことを、相手は望んではいないのです。
それが良質な本当の付き合いです。
では何故そこまで、自分を隠してまで相手に好かれようとするのでしょうか。
それは素の自分でいる、ありのままを見せることに自信がなく、そこに安心感がないからです。
重要なこと、それは目に見える部分だけであなたを好きになる人ばかりではない、ということです。
あなたの本質、あなたの目には見えない部分を心で見て、あなたを好きになる人もいるのです。
人間は心なのですから。
人は、他者からの評価ではなく、他者からの感情により自信がついていくものです。
ありのままで良いんだ、という自信がついていくものです。
例えば他者からの評価に軸を置いたとします。
あなたの外見に対して高い評価をした。
でも外見はいつかは必ず変わっていくものです。
他者からの感情に軸を置いた場合はどうでしょう。
寝起きだろうが歳を取ろうが、そんなところではなく、ありのままのあなたが好き。
ありのままでいてほしい。
そんなところで人は自信をつけていきます。
自分に無理をすることはないのです。
あなたがあなたでいる、それが一番の魅力です。
あなたでいることが、安心感に繋がっていきます。
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