実際以上の自分

実際以上の自分を見せようとする。

誰にだってそんな部分があるものです。

でもそんな自分に慣れてくる、続けていく裏には危険が隠れています。

何故に自分を良く見せようとするのか？本当の自分を隠そうとするのか？

その一因として、他者は本当の自分を受け入れてはくれない、好いてくれないという不安に拠る前提があります。

隠している内に、段々と本当の自分の価値を見失ってしまう。

実際以上の自分を見せている内に、本当の自分を否定してしまう、自分で自分を嫌いになってしまう可能性があるのです。

それは自分の持っている能力を否定してしまうということです。

私たち人間は、自分の能力を使うことによって成長していきます。

その自分の能力を使う機会を失ってしまうことは、とても勿体ないことです。

装うことで実際の自分を否定してしまうのは、勿体ないことです。

私たちは、他者が自分を否定することよりも、自分で自分を否定することによって不幸を感じてしまうものです。

逆に、自分を受け入れていく、自分の能力の使い方を知っていくことが、幸福に繋がっていくと思います。