私たちは将来のことを気にしながら生きています。
先を考えながら行動を選んだり、計画も立てる。
それは生きていく上での知恵でもあり、素晴らしいことです。
気をつけたいのは、将来を考え過ぎないことです。
人は誰だって楽をしたいものです。
「もっともっと」
「楽して儲けたい」
「将来にメリットはあるのか」
欲望の感情に囚われ過ぎると、まだ来てもいない将来に支配されていくことに成りかねないのです。
そして「自分だけは得をしたい」そんな思いから時に詐欺に引っかかってしまうこともあります。
いとも簡単に、自分の行動を人に任せてしまうのです。
それは判断することを放棄してしまっているということでもあります。
将来は予測は出来ないものだと思うのです。
予測ができないから、備えて発達していく。
例えば、丈夫な建物を作るとか、新たなエネルギー源を開発するとか。
向上していく。
将来を考えるというのは、きちんと目を向けて考えていくこと。
将来を考え過ぎるというのは、結果的には目を向けていないということではないのでしょうか
将来を考え過ぎると、欲に支配されて道を誤ってしまうこともあると思うのです。
その結果、欲が叶えば良いのですが、人生はそう甘いものではない。
今を見る。
今を大切にする。
それが将来に繋がっていく。
毎日ご飯を食べて、毎日歯を磨く。
平凡な日々だってあるけれども、当たり前のことを当たり前にしていく。
それが出来る能力が実はとても優秀であり貴重だと思うのです。
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