自分の後ろ姿というのは見えないものです。
時には後姿を、後から物事を見ていくことも大切です。
例えば、朝目が覚めた。
そのことを当たり前と思わずに、今日も生きていることを実感してみる。
起き出したら、今日は何をするのかを考えるのではなく、何を忘れながら生きているのか?を考えてみる。
変化していくこと、定まっていないこと、それを当たり前のことだと考えてみる。
蛇口があったら必ず水が出てくるわけではない。
何に乗っていくのか、何処に向かっていくのか、それは分からずとも、ただただ虚しく生きていくのではい。
心のぬくもり、心の温かみ、そういうものと生きていく幸せを感じてみる。
執われの心を離れて、むさぼりに流されず、悲しみも喜びも共に、優しい心で穏やかに今日を過ごしていく。
自分の後ろ姿に気持ちを向けながら、時にはそんな時間も良いと思うのです。
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