支配

お悩み相談室

自分にとって都合のよいように動かす為に、あなたの人柄をコントロールしようとする人がいる。

それは同時に、ありのままのあなたを認めていないということであり、心の中であなたを軽く見ているということでもある。

そうしていつの間にか、そのような利己的な人の要求に、応えていくのが当たり前になっていく。

ある種の義務感のようなものさえ感じていく。

つまりそこには、感情的な拘束感があった。

問題の一つとして、あなた自身も、その人の利己性を見ぬき、事実を知る自立心が欠如していた。

本当の事を知ることを恐れて、現実を歪めて解釈していたのではないだろうか。

この心理的依存を解く為には、その利己的な人が、本当はどんな人間であるのかを知ることです。

そしてその人は、心の中では本当は自分をどう思っているのかを考えてみる。

あなたは軽く見られてはいなかっただろうか。

あなたのいない所では、あなたのことをどんな風に言っているのだろうか。

あなたに利用価値がなくなれば、あなたを無視するのではないだろうか。

あなたの大切な人生を、こんな風に粗末に扱ってはいけない。

あなたを利己的に利用してきた人に、あなたの大切な一生を使うことはないのです。

あなたの人生は尊いものなのです。

年齢と共に価値観の見直しが必要なように、生き方の見直し、変更が必要な時があります。

人生には、思い遣りや、優しさや、本当の愛情があります。

そして、そういったものに感動する心があります。

その感動の心を持つには、感動の心を育てるには、いつまでも利己的な人の元にいないことです。

自分で選び、心を離す。

断ち切るのです。

自分の生き方は自分で決めるのです。

自分の居場所、心の拠り所、それは未来にもあります。

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