自分がどのような人間で在るか。
心優しい人間、良い人間で在りたい。
その為に学んだり、自然に触れたり、日々の心掛けを大切にしたり。
良い人間で在り続けられるよう努力をしていく。
目指していく。
それでも人間の在り方というのは、時と場合によってしまうものでもあります。
例えば何かハプニングが起きても、笑顔で朗らかにいつづけることが出来るでしょうか。
それまでは楽しい場所にいたのに、ある出来事をきっかに辛い場所になってしまった。
酷い目にあわされた。
そんな時に、人間の悪い部分を抑えていく。
感情的にならずに、落ち着いて対処していく。
それがどれだけ難しいことなのか。
また別の面で考えると、今ある幸せがいつまでも変わらず続くことはなく、同時にそれは不幸せがいつまでも続かない、ということでもあります。
この世は不常。
変わらないものは何ひとつなく、私たち人間は迷いの中を生きている存在なのです。
迷いの中を進んでいく。
どうしよう。
どうしたらよいのだろう。
その時に大切になるのは、自分をきちんと大切にするということです。
大切にするというのは、自分勝手になることではありません。
自分自身で在ることを放棄することとは違います。
迷った時には、行き詰まった時には、自分自身で在る道を選ぶにことが大切なことなのだと私は思います。
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