自律神経を整えるというのは、脳にとっても体にとっても、とても大切なことです。
そして心にとっても、私たちの生活においても重要なものとなります。
自律神経と呼吸は深く関わっています。
呼吸が浅くなると血流が悪くなり、呼吸が深くなると、血流は良くなっていきます。
ゆっくりと話すことにより、呼吸は深くなります。
血管が開き、末梢に渡るまで血流が良くなり、心身共にリラックスできます。
また、リラックスすることにより余裕がうまれて
「今、この内容をこのまま話してよいのか」
「この言い方でよいのか」などと考えられる利点もあるのです。
バイオリニストの方にお聞きしたのですが、
生徒さん達は、一生懸命に弾いていると、呼吸をとめてしまう傾向がかなり高くなってしまう。
そうなると体が固くなり、動きがスムーズではなくなってしまうそうです。
話し方でも同じようなことがいえそうです。
ゆっくりと話して、呼吸を深くすることによって、副交感神経のバランスが良くなりリラックスした話し方になります。
同時に、聞き手側の副交感神経のバランスも整っていくので、良いコミュニケーションにも繋がっていくのです。
普段より少し意識をして、普段より少しゆっくりと話してみませんか。
コメント