自分の心の整理がつかない時、これからどんな行動をとっていったらよいのか整理がつかない時、今の気持ちを書いてみるという方法があります。
今の思いと共に、過去のこと、未来のこと、何でも良いので書き出してみるのです。
文章にすること、文面にすることによって、気付くことがあります。
それは、書くことが自分のことを見つめることになるからです。
更に、周りの状況や他人のことも見据えることが出来ます。
すると不思議と、書き始め、書き終わりで、気持ちが考えが変化していることもあります。
小説家のあさのあつこさんは、書くというのは、被ってしまった自分の皮を剥がしていく、掻き出すことでもあると仰っています。
小説家としても大好きであり、人間としても敬愛するあさのあつこさんの言葉には、次のようなことも教わりました。
簡単に希望を語るのも、何か陳腐なように、それと同時に、簡単に語られる絶望なんて絶対にない。
絶望の物語に巻き込まれない。
価値観に巻き込まれない。
巻き込まれつつも自分の物語を持っていてほしい。
しんどいけれども、自分と向きあって根っこを増やす。
根っこがあれば大きな流れが来ても、流されずにかろうじて踏み止まることが出来る。
要約して伝えさせていただいているので、一語一句正確ではありませんが、皆さんそれぞれの感じ取り方で感じてみていただけたなら嬉しく思います。
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