昨日、以前から気になっていた、栃木県佐野市にある栗田美術館に行ってきました。
気にはなっていながら、陶器自体にそれ程の興味が無かったのと、とてもこじんまりとした感じなのかなというイメージがあり、先送りにしていたのです。
ところがどうでしょう。想定を全く越えて、壮大な景勝の地に建つ格調高い建築物と圧巻な陶磁器。
こじんまりも素敵だし、建物の格調もそれぞれの良さがあるので、そこを追求している訳ではないのですが、それを考えずとも素晴らしい場所でした。
受付を過ぎ、順路に沿って自然の中を歩いていく。
途中、本館や歴史館や他にも様々で美しい建築物の中に入り、展示を観て回る。味わう。
作品には志心の気魂や信念のようなものさえ感じられ、更には展望台から眺める景色の美しさにも心が優しく香りました。
所々、創立者である栗田英男氏の思想等が展示されているのですが、その中のごく一部に「平凡な繰り返しが最も大切であって、本当の味はこんなところから生まれてくるものである」という言葉がありました。
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