槇村さとる展

お悩み相談室

日曜日、文京区にある弥生美術館に行ってきました。

初めて伺ったのですが、竹久夢二美術館も併設されており、見所満載でした。

漫画家の槇村さとるさん、別冊マーガレットでデビューされて、マーガレット、ヤングユー、コーラス、ココハナ等、多数の雑誌に連載を発表されており、ご存知の方も多いと思います。

私は詳しく存じ上げてはいなかったのですが、何故だか少年漫画より少女漫画の方が好きで、きっと目にしてきたのだと思いながら展覧会に来ました。

素晴らしい、そして心が震え、最後には前向きになっている、そんな素敵な展覧会でした。

失礼ながら槇村さとるさん、私と同じく、いつ頃少女漫画に興味を抱いたのだろう?と考えていたら、女性の方だったのですね。

女性漫画家さんが、男性寄りの名前をつけるのは、よくあることだそーです。

その槇村さとるさん、複雑な生い立ちの中、幸せとは何かを追い求め続けていたということを、弥生美術館のホームページにて知りました。

展覧会場でも、作品の説明等の文章から感じられるものもあり、心が痛む場面もありました。

そして俯瞰的な視点やロジカルな思考。

何よりも、温かな優しい心を感じながら作品を進んでいくと…

柔らかく豊かな、明るい気持ちで会場を後にしました。

まだ開催中なので、作品を進んでいったあとの話は、後日にしたいと思います。

開催日は3月3日(日)までで時間は10時〜17時(入場は16時半までです)

入口の2階に素敵なカフェもあったのですが、時間の都合で入ることが出来ず、次回の楽しみに。

ミュージアムショップでは「あなた、今、幸せ?」という文庫のエッセイ本を購入し、帰りのバス内で少し読みました。

さすがは漫画家さん、面白いのはもちろんなのですが、今後を考えさせてもらえる、光を照らしてくれるような内容でした。

読了したら、またここでお話ししてみたいと思います。

帰りに、文京ミューズネットマップというのをいただいてきたのですが、文京区には博物館、美術館、庭園等が多数あるのですね。

因みに東京大学もあります。

3月の後半、まだ肌寒い日が多く、桜の開花まであと少しでしょうか。

今が全てではありません。

時が流れ、空も流れているように、環境は必ず変わります。

自分自身の心も変われば、回りの人間関係も変わっていきます。

時に絶望感もあれば、希望も必ずあります。

道は必ずあります。

どうか諦めないでください。

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