欲望、それは一概に悪いものとも言えません。
欲望は生きていく原動力にもなります。
例えば買いたいものがあるから頑張って働く、食べたいものがあるから、嫌なことがあっても耐えられる等々。
ただその欲望が強すぎると、人間は欲に捉われてしまいます。
もっともっとという渇望感が我慢することを出来なくしてしまい、日常生活の妨げにもなっていきます。
現在は便利な世の中です。
その中で欲望を満たすことが習慣化してしまっているのかもしれません。
欲望で苦しくなったら、自分の心を見つめ直して、自分の心に問いかけてみるのも一つの方法です。
あなたが欲しいと思っているもの、それは本当に必要なものでしょうか?
人間が本来生きていくのに必要なものは、そんなに多くはない筈です。
また愛情もあまりに強く持ちすぎてしまうと、愛情に振り回されてしまい心を大きく乱してしまいます。
愛されているか不安になったり、失うことが不安になったりして、心の平穏は奪われ、段々と自分勝手になっていく。
本来は親しい人にほど思い遣りを持って、言動や行動に気をつけるべきところが、自分の欲の押し付けになってしまう。
結果的に相手も自分も不幸になってしまうのは悲しいし辛いですよね。
欲望も愛情もほどほどに、注意して取り扱っていきましょう。
人を愛することが素晴らしいのは、そのことが幸せに繋がるからなのですから。
コメント