甘えの支配①

お悩み相談室

年齢を重ねていくに連れて、それぞれの段階の欲求というものがあります。

幼少期に甘えの欲求を満たせなかった。

その欲求は残り、自らの中に幼児性を持ってしまう。

思いもよらないことであり、認めがたいが、満たされることのなかった甘えの要求が残っているのです。

そしてこの甘えの欲求に由来し、自分の思う通りに物事が動いてくれないと気が済まない。

他者に対しての要求が多くなっていくのです。

自分の望むように相手が動かない、自分が望むような反応が返ってこないと不愉快になる。

幼少期に甘えの欲求が満たせなかった、すなわち、ありのままの自分を受け入れてもらえなかった。

この経験が甘えの欲求を抑えつけてしまった。

その結果従順でいるということを無意識に選択してきた。

しかし甘えの欲求は消化されたわけではなく、自らの中に残っている。

小さな子供というのは、甘えの要求をストレートに出して振る舞えるものです。

ところが大人になるとそうはいかない。

だいいち格好がわるい。

そこで、何とか自分を正当化して他者を責めてみたり、不機嫌になったりするのです。

では、思考をどうもっていったら良いのか?

その辺りを②で話してみたいと思います。

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