年齢を重ねていくに連れて、それぞれの段階の欲求というものがあります。
幼少期に甘えの欲求を満たせなかった。
その欲求は残り、自らの中に幼児性を持ってしまう。
思いもよらないことであり、認めがたいが、満たされることのなかった甘えの要求が残っているのです。
そしてこの甘えの欲求に由来し、自分の思う通りに物事が動いてくれないと気が済まない。
他者に対しての要求が多くなっていくのです。
自分の望むように相手が動かない、自分が望むような反応が返ってこないと不愉快になる。
幼少期に甘えの欲求が満たせなかった、すなわち、ありのままの自分を受け入れてもらえなかった。
この経験が甘えの欲求を抑えつけてしまった。
その結果従順でいるということを無意識に選択してきた。
しかし甘えの欲求は消化されたわけではなく、自らの中に残っている。
小さな子供というのは、甘えの要求をストレートに出して振る舞えるものです。
ところが大人になるとそうはいかない。
だいいち格好がわるい。
そこで、何とか自分を正当化して他者を責めてみたり、不機嫌になったりするのです。
では、思考をどうもっていったら良いのか?
その辺りを②で話してみたいと思います。
コメント