何もしないのに、何故だかいつも疲れている。
特別身体が悪いわけではないが、疲れが取れない。
人間の疲労はストレスや退屈にも由来するとも言われますが、それは内的葛藤に拠る可能性もあります。
よくよく考えてみると理屈に合わず、非合理な葛藤だと感じながらも、考えることをやめずに、エネルギーを使い果たしてしまう。
そうして過去の失敗の経験から、今後の失敗にも過剰に敏感になってしまう。
つまりいつも身構えてしまっているのです。
この身構えるというのは、とでもエネルギーを消費するものです。
それ故に疲れやすい。
それではどうすればこの疲弊から解消されるのでしょうか?
それには、自分で自分の自律性を獲得していくことです。
抑圧してきたこと、自分が目を背けてきたこと、目を向けていた感情に気がつくことです。
感情の整理、処理をしていくのです。
自分の心の奥底に、何故そういった感情が根づいたのか、その原因について考えてみる。
それはしんどい作業になるかもしれません。
それでも、その感情を自覚し、向き合っていく。
そのことが疲弊の解消へと繋がっていきます。
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