真実

お悩み相談室

百聞は一見にしかずと言います。

ではその一見ですが、私たちの目というのは確かなものなのでしょうか?

常に何かに囚われていて、それを通して偏った見方をしてはいないでしょうか?

また木を見て森を見ずと言いますが、その様に目の前の木だけを見て、その世界が全てだと錯覚してはいないでしょうか?

そして一番に問題なのは、自分がそのことに気がついていないということです。

ありのままに見えていないことはたくさんあるものです。

反対に考えると、心掛け次第で目に写る情報を見直すことが出来るということです。

更に私たちは、物事を、人を白か黒かと決めて掛かりがちです。

白か黒かに決めようと二価値判断をしていく。

しかし実際にはグレーなことがたくさんあるものです。

グレーを見ていくのは勇気のいるものです。

何故なら、白か黒かに決めてしまえば、安心感を得られるからです。

グレーをきちんと見ていく。

受け入れたくないものを受け入れていく。

認めたくないものを認めた時に、自分がやるべきこと、考えるべきことが見えてくるものです。

広い世界を観ることによって、自分自身を俯瞰的に観ることが出来る。

そのことが、やがては自分自身を助けていくことに繋がっていきます。

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