耐性

欲求が満たされずに、ストレスが溜まる。

その事によるマイナス面もあるのですが、プラスな面もないわけではありません。

それは耐性がつく、すなわち我慢する力が育っていくということです。

何か欲しいものがあるけれども、今は我慢をする。

また人間関係、人との繋がりに於いて、言ってはいけないことや、今それを言うタイミングではない時というのがあります。

私にもあるのですが「あの時に余計な事さえ言わなければ…」と悔やんでみたり、「あの時言わずに良かった」と胸を撫で下ろすこともあります。

我慢というのは、私たち人間にとって必要不可欠なものであるし、幸せに過ごしていく為の大事な要素でもあります。

更に、我慢、耐性を付けていくことの利点として、我慢をしている間に、問題解決の適切なな方法を探っていくことが出来るということがあります。

直ぐに不適切な行動を起こさない、衝動的に動いてしまわないことは、とても重要なことになります。

但し注意点としては、我慢の程度を見極めるということです。

我慢をしない方が良い、または我慢をしてはいけない場面があるからです。

はっきりと言うべき場面や、行動すべき場面もあります。

或いはまた別の場面として、ずるい人は我慢をする人や優しい人を敏感にキャッチして、搾取したり利用したりするものです。

このような注意点があることを付け加えておきます。