自分が「どうしたいか」を考える。
「どう見られたいか」ではなく。
人生の様々な良いものは、実際の自分から目を背けると、離れていってしまうものです。
そして、自分を大切にするということは、自分に優しくすることでもあります。
自分を慈しめば、周囲の誰が本当に優しい人なのかが見えてきます。
それは自分で自分を傷つける生き方を選んでいると、他人を誤解してしまう可能性が高くなるからです。
そうして良質な人間関係の元、少しずつ自分の心が満ちててくると、他人から良く見られることなど、それほど重要なことではなくなってきます。
実際の自分と装った自分がいて、装った自分で相手と交流することによって、初めは表面的にとても上手くいくことがあります。
しかし、最終的には自分を犠牲にして、他人を誤解して、関係性が悪化していってしまう。
お互いに傷つけ合ってしまう。
それは自分も相手も、お互いををよく見ていなかったということでもあります。
私たちが出会う人々の中には、最終的には自分に好意を持たなかった人もいます。
自分に好意を持ってくれる人もいます。
自分が特別に優れている人間だとか、何かを成し遂げたから好意を持ってくれたのではありません。
本当の自分でいる、自分らしさを好きになってくれる縁があったから好意を持ってくれたのです。
あなたがあなたでいることを大切に。
あなたがどうしたいか、どんな生き方をしたいのかを大切に考えてみてください。
あなたは他人の道具ではありません。
あなたという大切な個性、大切な人格なのですから。
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