豊かさにも様々なものがあります。
物質的な豊かさもあれば心の豊かさもある。
心の豊かの中にも、例えば寛容であったり、小さな事に感動出来るような心であったり色々とあります。
そのひとつに「ありがたくないものを、ありがたいと思える」ということもあるのではないでしょうか。
無駄と思えることが、結局は今の自分が在る為に必要だった。
無駄と思えた時間の中で、自分の身辺を整理して、大切なものを取り戻した。
改めて、人間の尊厳や丁寧に生きることを学んだ。
「若さというものを、若い人に持たせておくのはもったいない」という言葉がありますが、その様に、過ぎていった大切なものにも気付けたのではないでしょうか。
「ありがたくないものが、ありがたいと思えた」
そんな自分自身への慈しみが、心の豊かさに、他者への優しさにも繋がるのではないでしょうか。
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