超越的なもののおとずれ

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先日、栃木県にある足利市民美術館に行ってきました。

開催中の展覧会のタイトルにも惹かれたのですが、その内容は衝撃が走るほどに素晴らしかったです。

運良く14時からの、京都大学名誉教授の鎌田東ニさん、川崎市岡本太郎美術館の土方朋司館長、そして足利市立美術館の江尻潔館長の3人による座談会を拝聴することも出来ました。

座談会の前には、鎌田先生によるホラ貝の演奏があり、貴重な体験をさせていただきました。

ホラ貝、結構に大迫力なんですよ。

更に会場の客席には、なんと作者の方々もいらしており、インタビューを生で聴けるという幸運にも恵まれました。

座談会の中での江尻館長の言葉「人間は物質をつくることは出来ないけれど、光はつくれるんですよねぇ」

それは単にポジティブな光という意味ではなくて、作者それぞれの個の光、心や感性や魂の光のことを仰っているように感じました。

きっとそれぞれに自分の光を放っていて、その光をとても心地良く感じでいる人もいる。

その人の存在が、存在しているそのことだけで、誰かの光の力になっているようにも感じました。

足利市立美術館は、個性的な展覧会も多数手掛けていらっしゃるようで、穴場というとちょっと失礼ですが、お勧めの美術館のひとつです。

人生はホントに色々とあるものですよね。

時に弱ってしまうこともある。

でも、あなたの存在が嬉しい人が必ずいる。

私はそう思います。

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