距離感①

お悩み相談室

人間関係において、距離感はとても重要なものです。

その第一歩として、相手をよく観るということがあります。

相手をよく観ないで付き合いはじめるということは、現実の相手と関わっていないということでもあります。

例えば同じ言葉でも、言ってよい人もいれば、言ってはいけない人もいます。

また言ってよい時もあれば、言ってはいけない時もあります。

更に世の中には、良い人もいれば悪いことをしてくる人もいる。

全て同じ距離感で接しても、なかなか良い結果が出ないものです。

また、自分と相手との関係性、その中での自分の位置が分からないと、良いコミュニケーションをとるのが難しいものです。

しかし、その辺りを観ていくと、その人に応じたマナーを持つことが出来ます。

よく親しき中にも礼儀ありと言いますが、やはり人間関係にはマナーがあるものです。

そしてそのマナーは、人それぞれに違うもの。

そして関係性はもちろんのことですが、相手の心理的成長にも関わってくるものです。

例えば、ある部分では成長しきれずにナイーブであるというのは誰にでもあるものです。

一度、相手の立場に立って考えてみる。

人間関係は相互性のものです。

一人よがりで考えてしまうと、他者は皆同じなように捉えてしまいます。

人はそれぞれの個性を持っているものです。

距離感の問題には、裏側に心理的問題が隠れているケースもあります。

その辺りを②で解説してみようと思います。

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