人間関係において、距離感はとても重要なものです。
その第一歩として、相手をよく観るということがあります。
相手をよく観ないで付き合いはじめるということは、現実の相手と関わっていないということでもあります。
例えば同じ言葉でも、言ってよい人もいれば、言ってはいけない人もいます。
また言ってよい時もあれば、言ってはいけない時もあります。
更に世の中には、良い人もいれば悪いことをしてくる人もいる。
全て同じ距離感で接しても、なかなか良い結果が出ないものです。
また、自分と相手との関係性、その中での自分の位置が分からないと、良いコミュニケーションをとるのが難しいものです。
しかし、その辺りを観ていくと、その人に応じたマナーを持つことが出来ます。
よく親しき中にも礼儀ありと言いますが、やはり人間関係にはマナーがあるものです。
そしてそのマナーは、人それぞれに違うもの。
そして関係性はもちろんのことですが、相手の心理的成長にも関わってくるものです。
例えば、ある部分では成長しきれずにナイーブであるというのは誰にでもあるものです。
一度、相手の立場に立って考えてみる。
人間関係は相互性のものです。
一人よがりで考えてしまうと、他者は皆同じなように捉えてしまいます。
人はそれぞれの個性を持っているものです。
距離感の問題には、裏側に心理的問題が隠れているケースもあります。
その辺りを②で解説してみようと思います。
コメント