辛いこと、悲しいことがあった時、またそれが続いている時に、心をどこに向ければよいのか?
これはとても大事な問題です。
どうしても起きた事柄に心を置いてしまう。
その事柄を考え続けてしまう。
考え続けることにより、更にその事柄は大きなウエイトを占めていってしまうものです。
そこで、事柄にフォーカスするのではなく、行動や考え方にフォーカスしていくのです。
行動や考え方というのは、事柄に対して自分がどんな行動や、どんな考え方が出来るのか?ということです。
今現在、行動は出来なければ、考え方にフォーカスしていきます。
そのことにより先ずは少し気持ちが楽になって、そして少し心が落ち着いてきます。
事柄は変えられなくても、考え方や行動は変えていけることにも気付いていきます。
とは言え、感情に心が向きやすいのが人間ですから、なかなかそう上手くはいかないのでは?と思いますよね。
ただ、事柄にフォーカスする癖がついてしまっているということもあります。
脳の回路を変えて、考え方や行動にフォーカスしていく癖をつけていくというのも、ひとつの方法になります。
それでもどうしても気持ちが事柄に向いてしまう時には、こんな風に考えてみてください。
「このぐらいで良かった」
「こんな事になって大変だ」そう思ってしまうと先が見えない感じがして、とても辛くなってしまう。
「まだこのぐらいで済んで良かったな」
「このぐらいで助かった」
そんな風に考えてみてください。
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