世の中も、人も、なかなか自分の思うようにはなってはくれず、悲しくなってくる。
辛くなってくる。
そんな時大切なのは、いつか良くなることを信じていくこと。
理想とおりの結果にはならなかったとしても、この世は不常。
今の辛い状態、辛い状況がずっと続くことはありません。
そして、自分にいけないところがあるのか、相手の問題なのかを見極めた上で、今自分が出来ることを考えてみるのです。
変えられないものは、心静かに受け入れながら、心に納めていく。
人間は不完全なものです。
不完全なもの同士が支え合うのが、人間の在るべき姿でもあり、不完全だからこそ、そこにゆとりのようなものが出来てきます。
もう一つ大切なのは、痛みを抱えながら生きることが、人間にとって当たり前だということです。
苦しみや悲しみがある、それ自体は不幸なことではなく当たり前のことです。
そんな中で、同じ痛みを抱えている人に対する優しさも育っていきます。
自分以外の人もまた、同じく優しさを求めて生きているのです。
それでも、もういっぱいいっぱいの時には、他の人のことを考えられないのが人間というもの。
自分を許し、自分自身を大切にすること。
自分を生きていくこと。
自分自身を生きて、自分らしさに気づいていく。
「本当の自分」を、大切にすることです。
自分を大切にする決心。
相手に左右されず、自分で在り続けようとする決心。
相手の支配、相手への執着から自由になり、自分でいることを得る。
かけがえのない一度きりの時間を、相手の支配や束縛、執着に任せていてはもったいないです。
あなたの時間の使い方は、あなたの生命の使い方なのですから。
ありのままのあなたを受け入れてくれる人、受け入れてくれる場所が、必ずあります。
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