早寝早起き

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昔から早寝早起きは身体に良いと言われています。

それはとても理にかなっていることなのです。

例えば1日の内で脳が成長している時間、それは眠っている時間です。

つまり眠らないと脳は進化をしないのです。

成長ホルモンは夜の闇を必要としている、と言うと伝わりやすいでしょうか。

因みにですが22時〜2時まで、この4時間に眠っているとメラトニンという物質の分泌が増えることが分かっています。

また昔から言われていることですが、夜にお風呂に入る、これも重要なことなのです。

夜のお風呂がメラトニンの分泌を助けてくれるのです。

メラトニンとは、脳の松果体という部分から分泌されるホルモンで、
簡単に言うと生体リズムを正常に保ってくれる働きがあります。

また活性酸素を分解してくれたり、疲れを取ってくれたり、新陳代謝を整えたり、
更には老化防止の作用もあります。

そしてこのメラトニンは、セロトニンから作られているのです。

早起きをすると、朝の光の刺激が網膜を刺激してセロトニンが分泌されます。

朝眠い中起き出して、半分寝ているような状態でも日々のルーティンワークを行った時に、セロトニンの分泌が7倍になるというデータもあるのです。

更にセロトニンには、脳内の記憶の整理の一環として、知識の材料を運んでくれる働きもあります。

人間の体内時計(サーカディアンリズム)は、早寝早起きが合っているのですが、仕事や家庭の都合で難しい人もいるでしょう。

そんな時には、せめて規則正しい生活をお勧めします。

規則性の中である程度セロトニンは分泌されますので、あとは食事(バナナ、赤身の魚、肉類、乳製品、ニンニク、胡麻等々、トリプトファンとビタミンB6がセロトニンの合成に必要になります)適度な運動、お風呂などで、先ずはセロトニンを分泌させていきましょう。

セロトニンが増加すれば幸福感も増えてきて、
安心感の中、結果として睡眠も十分に取れてくると考えられます。

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