自分の中の自然

お悩み相談室

人それぞれに、快適な自分というものがあるものです。

そして、それぞれの能力や適正があるし、性質や性格があります。

その中で、理想の自分に近づいていく事と、こうあるべき自分で在ろうとする事は別の事です。

自分自身を理解せずに、こうあるべき自分に自分を合わせようと無理をしてしまう。

無理を続けてしまうと、現実の自分に価値が無いと勘違いをしてしまう。

現実の自分に触れて、自分の中の自然を否定しないことです。

向上心というのは、自分の出来ることの中で頑張ることです。

そこに快適さと精神的健康がうまれます。

困難に屈しないエネルギーが湧いてきます。

例えば何が失敗をしてしまった。

エネルギーが無いと、もう終わりだと思い込んでしまいがちです。

心身は消耗し、虚無感の中で意欲を喪失してしまう。

自分に無理をして頑張ってきたのに、人生に対する関心や興味さえ失っていってしまう。

失敗は単なる一つの体験なのです。

現実に触れて、自分に触れて、自分と関わっていけば良いのです。

大切なのは、失敗にどういう態度で臨んでいくかということなのです。

失敗を成功の元とし、そこから何かを学ぼうとすることです。

自分をよく見る。

相手をよく見る。

物事を現実をよく見る。

こうあるべき自分に拘らず、捉われずに、焦らずありのままの自分を大切にしていく。

ありのままの自分に触れて、今を大切にしていく。

自分の中の自然を大切に。

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