幼少期等に辛い思いをして、厳しい中を過ごしてきた。
心を閉ざして傷ついてきた。
今も傷ついている。
重要なのは、現実に触れることです。
自分の内面を直視し、現実をよく見ることです。
この世界には様々な人がいます。
意地の悪い人もいれば優しい人もいます。
意地の悪い社会もあれば、心温かい社会もあります。
見てきた社会だけで、全てを判断してしまわないことです。
そして、ありのままの自分、弱点も短所も普通にある素の自分を認め、自分を許して受け入れてあげることです。
完全でいる必要などないし、それは人間には無理なことです。
例えば他者が、完全でいたらどうでしょうか。
何か付き合いづらさや、気疲れをしてしまうのではないでしょうか。
無理は長続きはしませんし、必ずどこかに歪みが出てきてしまうものです。
無理をせずとも、素のままの自分を受け入れてくれる人がいます。
弱点があっても、失敗しても、それでも良いよと言ってくれる人もいるのです。
無理をする、明日も無理をする。
それでも分かってくれない人もいるし、分かってくれない社会もあるのも事実です。
こんなに無理して頑張って、我慢もしているのに理解されないから、やがて憎しみが出てくる。
そして燃え尽きてしまう。
でも大事なのは、「あなたが悪くない」ということもたくさんあるということです。
全ては自分のせいだと思いなさい、という考え方もあるようですが、その考えはきっと、直接的なものではなくて、もっと俯瞰的なものだと私は思うのです。
例えば今ある状況や、起きた事柄に対して、無理をする無理を続けるような対処をする。
そうではなくて、現実をよく見る、自分を大切にする、というような対処をしていく。
対処の仕方が間違えていますよ、ということだと思うのです。
無理をすることはないのです。
無理をせずに、現実とコミットしていく。
現実とコミットした時、そこには誤解と理解があります。
何かを成し遂げなくても、自分らしく日常を過ごす。
それこそが価値のあることだと私は思います。
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