「いい塩梅」
丁度良い、いい具合に一致する、いい具合に合う。適度という意味の昔から伝わる良い言葉ですよね。
私も子供の頃に大人から教わった言葉です。
同じような意味で「匙(さじ)加減」という言葉があります。
配慮や、やり方、何かを行う時のバランスや加減という意味ですが、
元来、薬を調合する時の分量の加減として使われていた言葉が転じて、様々な場面でも使われるようになったそうです。
料理人の方が仰っていたのですが、大切なのは、味付けをする時に入れ過ぎない、多過ぎないということだそうです。
少ない分には、後からいくらでも足せる。ただ多過ぎた時に引くのは本当に難しいそうです。
人生においても同じようなことがいえるかもしれませんね。
一言多かった。
口に出してしまった言葉はもう取り消せません。
やり過ぎてしまった。あそこでおさえておけば...
もちろん少な過ぎて困ることもあるでしょう。
匙加減を見極める。
人それぞれの匙加減があると思います。
年齢や体調、それから時代によっても変わってくるでしょう。
それでも大切なのは、自分に合った匙加減を見極めるということだと思います。
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