自分を悲しむ
世俗、社会を悲しむ
社会の悲しみに目を向けて真意を考えていくと、自分の生き方を気をつけたりしながら
やがては自分の為にもなっていきます。
逆に、自分に起きた悲しみに目を向けて真摯に考えていくことが、やがては社会の為にもなっていきます。
二つの悲しみは繋がっている。
悲しみは人間の様々な愚を教えてくれて、そうして勉強の機会にもなっていきます。
出来るだけ悲しみがないように生きていきたいから、
出来るだけ悲しみのない社会であってほしいから学ぶのに、
悲しみがそれを教えてくれるだなんて...
それが私たち人間の本来性なのかもしれません。
悲しみに押しつぶされてしまわないよう、僅かな灯火になってしまっても、消えないように、けさないように...
手を差し出してよいのです。
あなたの悲しみは、他の人からみたら社会の悲しみでもあり、一緒に悲しむ人もいるのです。
どうしても辛い時には私達カウンセラーもいます。
人に助けられる。
人を助ける。
両方共が本当の生き方だと思います。
それで良いのです。
人生に悲しみはある。
その事実を認識しながら、悲しみと共に生きていく時に心は解放されるのだと思います。
私も一緒に歩いています。
コメント