何かしらのきっかけがあり、自分を変化させたいと思った時に、内面を変えようと頑張って自分に無理をしてしまうことがあります。
ただ、私たちの身体は本能的に、無理な刺激に対して反発したり、防御したりしながら自らを守ろうとします。
刺激から抵抗しようとするのです。
そんな時には、無理のないところから外側を変えていくのも一つの方法です。
例えば、辛い事があって、やる気も出ずにダラダラと過ごし、気がつくと部屋も汚くて食事も適当に…
「このままじゃいけない!自分自身を変えていかないと」と一念発起したのは良いが、なかなか心も体もついていかない。
そんな時、内面ばかりに、心ばかりに焦点を当てるのではなく、外側に焦点を当ててみる。何もしないでいいから、ゆっくりとお風呂に入ってみる。
家事や仕事や学校等で疲れ果てて「お風呂面倒だな」と思いながらも頑張って入ってみた。体がさっぱりしたら心もさっぱりして、なんだか疲れもとれて、少し前向きに。なんて経験が皆さんにもあるのではないでしょうか?
その感覚です。
とりあえず部屋を掃除してみたら、思いのほか気持ちもリフレッシュして「また一から頑張ってみるかな」って新鮮な感じが。
あの感覚です。
外の空気を吸いに少し散歩してみるか、なんていうのも良いと思います。
心が疲れている時に、心に焦点を当て過ぎると、どうしてもネガティブな面にばかり着目してしまい、
結果、増幅させてしまう。
外側から内側へ。それは、ゆっくりでいいんだよということなのかもしれません。
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