自分にとって良いことが、相手にとっても良いとは限らず、反対に相手にとって良いことが、自分にも良いとは限らないものです。
それはきっと、どちらが正しいとか、どちらかが間違っているということではなく、
ひとにはそれぞれの思いがある。
ひとにはそれぞれの心があるということですよね。
そんなに時よく「相手の身になって」とか「相手の心を思い遣って」ということを言われますが、
その前に、自分の心を思い遣ることが大切だと思うのです。
それは、感情に身を任すということではありません。
感情だけを見るのではなく、その奥にちゃんとある自分の心を見る。
今は感情という表面に覆われているけれども、本体である「心」を見る。
本当は、
本当のあなたは、相手のことだってちゃんと考えているのではないのでしょうか。
ただ、感情が邪魔をしてる。
あなたの「心」に目を向ければ、
あなたが目を向けてあげたことにより、すうーっと気持ちも落ち着いてくる。
そうするとまた、相手に対する言葉の内容や、言葉の掛け方も変わってくるかもしれません。
あなたの心をみてあげる。
それはあなた自身を大切にすることでもあります。
あなたのことを、あなたは守ってあげられるのだから。
私はそう思って生きています。
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