好事魔多し

お悩み相談室

「好事魔多し」私が大事にしている言葉のひとつです。

文字通り、「好い事には往々にして邪魔が入りやすい」
「物事がうまく進んでいる時ほど、以外なところに落とし穴がある」
という意味です。

同じような言葉に「月に叢雲花に風」というのがあります。
「つきにむらくもはなにかぜ」と読み、
「群れ集まった暗い雲がかかると、輝く月が見えなくなり、風が吹けば美しい花が散ってしまう」
どんなに良い状態だったとしても、一瞬の出来事でその価値は下がってしまう可能性があることを表しています。

私も過去、何度となくそのような思いをしています。
なので、順調な時ほどあまり調子に乗らないように、自分中心に物事を考えないように、自分を過信しないよう戒めています。
それでも予期せぬ出来事が起きたり、また戒めを忘れて調子に乗り、落とし穴に落ちてしまったなんてこともあります。

「好事魔多し」
注意喚起を促してくれている言葉を大切に、自制心を忘れずに歩んでいこうと、改めて思っています。

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