人間が生きているというのは、何かしら起きるというのが、ごく自然なことである。
苦悩はあるけれども、苦悩を受け入れ立ち上がっていく、立ち向かっていくというのは、何事よりも尊いものです。
悔しい思い、苦しい思い、辛い思いをすることがなくて、どうして人の心が豊かになるのでしょう。苦悩はあなたが深く生きている証なのです。
ゆっくりと休んでも良いのです。
休憩しても良いのです。
その時間があなたを耕してくれる。
例えば、全面ガラス貼りの四角い部屋にいるとします。四方から常に光が当たっていたらどうでしょうか?
影のない人生というのは、どういうものでしょうか?
もう疲れてしまった時、辛くてどうしようもない時、人が最後にゆくのは心豊かな人のところです。四方から光が当たっている人ではないのです。
苦悩はあるけれど生きている。
花と同じに、力一杯生きていることには美しさがあります。
そしてゆっくり休んだら、また力が湧いてきます。
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