日々生活をしていく中で、様々な事があり色々な思いをします。
時には「何故自分が」と理不尽な思いをしたり、辛い思いをしたりします。
昔から日本は「人のせいにするな」「全ては自分が悪いと思え」という類いのことを言いますが、果たして本当にそうなのでしょうか?
自分が悪いと思うことで、ある種他者の考え方生き方に左右されず、少し気が楽になるという側面もあるかもしれませんが、それでは生きていく上で大切な「自分への誇り」が失われてしまうし、私達は人間なのだから、その我慢した思いは、どこかで、時には別の形で現れてくる。
結果的に、自分の中の処理出来ない問題を他者で解決しようとしてしまうということもあります。
会社や学校、その他の人間関係においても、相手が悪いということはあるものです。
例えば、理由はともあれ今現在、意地悪な考え方、意地悪な行動をとっている集団があったとします。
その中に自分の身を置くことになった。これは上手くいかなくなって当たり前です。病んだ集団というのは、誰かひとりを攻撃することにより、その存在を保とうとするものです。
あなたが悪いわけではないのです。
残念なことですが、世の中には一定数人を傷つけていくことを厭わない人達もいます。
そういった人達からは、正々堂々逃げるのが一番だと思うのですが、会社や学校であった場合には中々そうもいきません。
そんな時には、せめて自分の心を逃す。心の距離をとることが大切です。そうして今の状態、状況を絶対視しないことです。世の中には心温かな考え方、生き方を選んでいる人達もたくさんいるのだから。
会社や学校だとしても、どうしても辛い時には、ちゃんと逃げる、離れるの一択だと思います。
これは集団での関わりだけではなく、個人での関わりにおいても同じです。
過去の処理出来なかった問題を、他者を責めたり、又は表面的には責めなくとも他者を利用することによって、欲求不満を解決しようとする人もいます。
自分の生き方を振り返る姿勢を持つというのは大事なことだと思います。
あなたが悪いわけではない。
そういうことが、この世の中には、人生にはあるものなのです。
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