いただきます。
この言葉には前の言葉があります。
命をいただきます。
たくさんの命を恵んで頂いて、自分の命は繋がっているのです。
たくさんの命とたくさんのおかげさまがあり、命は繋がっています。
そうして自分自身もまた誰かのおかげさまになっています。
なっているのですが、その自分自身の行動も、自分ひとりで行動出来ているものではありません。
全ての物事には関係性があって、そこに在ることが出来るのです。
では、心はどうでしょう。
寂しい、悲しい、楽しい、嬉しい、それらもまた何かしらの関係性のもとに在ります。
何かしらの関係性のもと、辛かったり悲しかったりする。
それは同時に、何かしらの関係性のもと、辛かったり悲しかった心が、
何かしらの関係性のもと、嬉しくなったり楽しくなったりもするということに相関しています。
相関には、二つ以上の事物の、一方が変われば他方もそれに連なって変わるとか、
あるものの影響を受けて関わりあっているというような意味があります。
人間には様々な面があります。
なので難しいこと、難しい問題もたくさんあります。
それでも自分が変わることは出来ます。
変わるというのは、変化をすることだけではありません。
おかげさまに気付く、当たり前にきづく。それらがどれだけ尊いことなのかに気付く。
ありがたいは有難いことに気付く。
それもまた変わるということだと思うのです。
コメント