欲しいもの。
富であったり、特定の人であったり、地位や名誉であったり等々…
その欲しいものにしがみつく中で、自分を見失ってしまうということがあります。
かけがえないと思ってきたものを失ったとしても、どうしても欲しいものを手に入れられなくても、また歩き出せる強さが人間にはあるものです。
その辛さや悲しみを乗り越えたところに、心の自由と人間としての幅があります。
そして、欲しかったものに真っ直ぐ目を向けてみる。
それは自信の無さからくる虚栄心ではなく、本当に自分が好きなものなのか。
自分を守る為のものではないのか。
真に自分を守る為には、自分を受け入れることです。
虚勢を張らなくても、今日一日を自分らしく生きていけること。
欲しいものに、それを維持することに振り回されてくると、
どうすれば自分を守れるか、どうすれば自分の弱点が表れないで済むかを考えていくものです。
利害関係に身を置く事は、とても辛いことです。
虚勢において心の葛藤を解決しようとする。
そのことにより、自分の内面はどんどん重要でなくなってくる。
解決以前に辛さが先に来る。
本当に、本来の自分が好きなものに関わっていく。
その満足感が、関わっている達成感が自信の芽となっていくのです。
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