感情的なぶつかり合いのみに終始してしまうのは良くないと思いますが、
思っていることや、言いたいこと、伝えたい感情を抑えてしまうべきではないと思います。
お互いの信頼関係がない人たちは、争いを恐れて、自分が折れることで問題を解決しようとする。しかしそうした解決の仕方では、本質的な問題の解決にはなっていません。
けんかもしないけれども、困ったときに相手が助けてくれないとお互いに心の底では知っている。
そして短い期間で考えて都合のよいことは、長期で考えると望ましくないことが多いものです。
自分の気持ちをきちんと伝えて、相手の気持ちもきちんと聞く。時にそれが対立を生むことがあるかもしれませんが、それが自分自身への信頼に繋がり、相手への信頼にも繋がっていきます。
そうして自分を信頼している同志の間には、やがて真の親密さが生まれてくるものです。
お互いに考え方があり、お互いの正しさがある。
正しいことと正しいことの矛盾の対立。
解決において大切なのは、頭で相手の考えを理解するのではなく、相手の感情をくみとってあげる。
例えば、こういう辛い経験をしてきたのだから、こんな風に思ってしまうことも仕方ないよねというように。
相手の感情を納得してあげることだと思います。
その優しさが信頼関係にも繋がっていくのではないでしょうか。
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