Noと言おう

様々な自分の都合を、人に押し付ける人がいる。

そして引き受ける人がいる。

相手から何か頼まれた時に、相手への思い遣りの気持ちから引き受ける場合と、断って嫌われること、関係が悪くなる気がするという恐怖心から引き受けることがある。悪く思われることが怖いので、何でも引き受けてしまう。

押し付ける側は、その事によって相手がどれだけ疲弊しているか、時には夜も眠れない程のストレスを溜め込んでいるかに気がついていない。

自分勝手に考え振る舞っているので、相手の事、相手の都合、相手の感情など見てはいない。

相手は都合の良い存在なのである。

引き受けてしまう側にも、人に良く思われたい、という事を過剰に気にしている。本来はありのままの自分自身で良いのである。断っても良いのである。

人にはそれぞれ自分の時間の過ごし方というものがある。

相手に振り回されて、相手の言いなりになっても、なめられるだけで、決して相手との関係は良くはならない。　

本当のあなたを、あなたの良さを認めてはくれない。

あなたの優しさを、あなたの優しい心を大切に。

Noと言っても、本来のあなたを認め、あなたの優しさに気づく人がいます。